胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群は、首の付け根から肩や腕にかけて走る神経や血管が筋肉や骨の間で圧迫されることで、腕や手にしびれや痛み・だるさ・力が入りにくいなどの症状が現れる状態です。

なで肩や長時間のデスクワーク、重い荷物を持つ習慣がある方に多く見られ、仕事や趣味に支障をきたすことが少なくありません。

明確な統計はないものの、日本整形外科学会によると推定患者数は外来整形外科受診者の1～2％を占めるとされます。

症状を放置していると、手の筋肉がやせ細って細かい作業が難しくなったり、血流障害が進行して手や腕が青白くなったりむくみが強くなることもあります。

重症化すると日常生活や仕事に大きな支障が出る恐れもあります。

胸郭出口症候群の原因

開院以来、当院には胸郭出口症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、胸郭出口症候群の原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

胸郭出口症候群の原因として次のものが挙げられます。

このように、胸郭出口症候群は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

人によって原因は異なり、単に筋肉をほぐすだけでは全ての問題が解決するわけではありません。だからこそ、検査による原因特定が重要です。病院や他の治療院で改善しなかった場合でも、諦める必要はありません。

病院とはここが違います

胸郭出口症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬物療法は一時的に痛みや緊張を和らげますが、根本的な原因の解消にはつながりません。長期間の服用は副作用のリスクも考慮が必要です。

物理療法

物理療法は血流や筋肉の状態を一時的に改善しますが、症状が再発しやすい傾向があります。継続的な通院が必要となる場合もあります。

運動療法

運動療法は姿勢や筋力の改善に役立ちますが、正しい方法で行わないと症状が悪化することもあります。専門家の指導のもとで進めることが重要です。

胸郭出口症候群を改善するために

まずはあなたの胸郭出口症候群の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

胸郭出口症候群のQ＆A

胸郭出口症候群は自然に治りますか？

自然に改善する場合もありますが、多くは生活習慣や姿勢の見直し、適切な治療が必要です。

胸郭出口症候群の人がやってはいけないことは？

腕を長時間上げる、重い荷物を持つ、無理な運動は避けてください。

どんな人が胸郭出口症候群になりやすいですか？

なで肩や長時間のデスクワーク、重い荷物を持つ方、スポーツをする方に多く見られます。

痛み止めや湿布は効きますか？

一時的な緩和効果はありますが、根本的な解決にはなりません。

仕事や家事は続けて大丈夫ですか？

症状と相談しながら無理のない範囲で行ってください。不安な場合はぜひ一度ご相談ください。

手術しないと治りませんか？

保存療法で改善しない場合に手術が検討されますが、全員が必要なわけではありません。

放置するとどうなりますか？

症状が悪化し、日常生活や仕事に支障が出る可能性があります。

胸郭出口症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は胸郭出口症候群と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

胸郭出口症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。