TFCC損傷

TFCC損傷とは

TFCC損傷とは、転倒して手をついた時や手首をひねる動作を繰り返すことで損傷が起こり、手首の小指側に痛みや不安定感が生じる症状です。

TFCC損傷は、18～30歳の5人に1人に見られ、年齢とともに増加して70歳以上では5人に3人に認められます。

TFCC損傷を放置すると、まず痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたすようになります。手首の不安定感が進行し、物を掴む動作や手を使うスポーツが困難になります。

さらに長期間放置すると、関節内の軟骨や周辺組織に慢性的なストレスが加わり、変形性手関節症へと進行するリスクが高まります。

最悪の場合、保存療法では改善が困難な難治性TFCC損傷となり、複数回の手術が必要になることもあります。

TFCC損傷の原因

開院以来、当院にはTFCC損傷でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、TFCC損傷の原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

TFCC損傷の原因として次のものが挙げられます。

このように、TFCC損傷は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、手関節の可動域減少や手首周辺の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、TFCC損傷が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。TFCC損傷でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

TFCC損傷への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

長期間の固定により手首の可動域が制限され、固定解除後のリハビリが必要となります。また、根本的な治癒には時間がかかり、再発のリスクもあります。

薬物療法

症状の一時的な緩和にとどまり、根本的な治療効果は期待できません。長期使用による胃腸障害などの副作用のリスクがあります。

ステロイド注射

効果は一時的で、繰り返し注射が必要な場合があります。感染や組織の萎縮などの合併症リスクも存在します。

リハビリテーション

継続的な通院が必要で、適切な負荷調整を行わないと症状が悪化する可能性があります。

手術療法

最低2～4週間のギプス固定が必要で、リハビリを含めると治療期間は半年以上かかります。一度で改善せず、複数回の手術が必要になることもあります。

TFCC損傷を改善するために

まずはあなたのTFCC損傷の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は丁寧なカウンセリングと独自の検査結果を基に筋肉・関節・自律神経・リンパにアプローチし、自然治癒力を活性化させることで痛みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることで痛みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

TFCC損傷のQ＆A

TFCC損傷は自然に治りますか？

軽度の損傷であれば適切な施術と生活指導により自然治癒が期待できます。ただし、放置すると慢性化するため、早期の専門的なアプローチが重要です。

TFCC損傷の人がやってはいけないことは？

手首をひねる動作、重い物の持ち上げ、長時間のスマホ操作は避けてください。また、痛みを我慢して無理に動かし続けることは症状悪化の原因となります。

TFCC損傷と手首の捻挫の違いは何ですか？

捻挫は靭帯の損傷ですが、TFCC損傷は軟骨と靭帯の複合体の損傷です。TFCC損傷の方が治りにくく、特徴的な手首の小指側の痛みが持続します。

どのくらいの期間で治りますか？

症状の程度により異なりますが、適切な施術を行えば3～6ヶ月で大幅な改善が期待できます。早期の施術開始が回復期間短縮の鍵となります。

再発する可能性はありますか？

根本原因を改善せずに症状だけを抑えると再発リスクが高まります。当院では姿勢改善と生活指導により、再発予防に重点を置いた施術を行います。

仕事を休む必要がありますか？

手首を酷使する職業の場合、一時的な作業制限は必要ですが、完全な休職は避けられることが多いです。職場環境の調整もご相談に応じます。

スポーツ復帰はいつ頃可能ですか？

個人差がありますが、適切な治療により3～4ヶ月でのスポーツ復帰を目指します。段階的な負荷調整により、安全で確実な復帰をサポートします。

TFCC損傷で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術はTFCC損傷と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

TFCC損傷は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。