神経痛

神経痛とは

電気が走るような鋭い痛みが発作的に現れたり、ズキズキとした持続的な痛みが続いたりするのが特徴の「神経痛」。

体中に張り巡らされた末梢神経のうち、痛みや触れた感触を伝える感覚神経が何らかの原因で刺激を受けることで生じる痛みやしびれのことです。

代表的なものとして、坐骨神経痛・三叉神経痛・肋間神経痛などがあります。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、腰痛症及び坐骨神経痛を含む筋骨格系疾患の有訴者率は非常に高く、特に腰痛は男女ともに最も訴えの多い自覚症状となっています。

2023年の腰痛に関する全国調査では、過去1ヶ月間の腰痛有病割合は全体で15.0%に達し、慢性腰痛に限ると11.5%の方が悩んでいることが明らかになっています。

神経痛全体では正確な統計は限られていますが、坐骨神経痛だけでも相当数の患者が存在すると推定されます。

神経痛を放置すると症状が徐々に悪化し、痛みやしびれが増強して痛みの範囲が広がる可能性があります。

日常生活や仕事への支障が拡大し、歩行や基本的な動作が困難になることもあります。

痛みによって動かしにくくなった部位の筋力が低下することで、更なる機能制限を引き起こす悪循環に陥ります。

慢性的な痛みは心理的な影響も大きく、うつ状態や不安障害を併発するリスクも高まります。

神経痛の原因

開院以来、当院には神経痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、神経痛の原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

神経痛の原因として次のものが挙げられます。

このように、神経痛は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

そのため、単に痛みを和らげる薬を服用したり、局所的な対処を行うだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。神経痛でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による副作用のリスクがあり、根本的な原因解決にはならないため症状の再発可能性があります。薬に依存してしまうケースも多く、根本的な改善には至らないことが多いのが現状です。

神経ブロック注射

出血や感染、局所麻酔中毒などの合併症リスクがあり、効果は一時的で繰り返し施術が必要な場合が多いです。注射による痛みもあり、根本的な解決策とはなりにくいのが実情です。

物理療法

継続的な通院が必要で、効果に個人差があり、症状によっては適用できない場合があります。時間とコストがかかる割に、劇的な改善が見込めないケースも少なくありません。

手術療法

神経障害や感染などの重篤な合併症リスクがあり、回復に長期間を要し、必ずしも完治が保証されません。手術後の後遺症や再発の可能性もあり、最後の手段として検討されることが多いです。

神経痛を改善するために

まずはあなたの神経痛の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

神経痛のQ＆A

神経痛は自然に治りますか？

神経痛の自然治癒は原因によって異なります。軽度の神経圧迫や炎症性のものは適切なケアで改善する可能性がありますが、放置すると慢性化のリスクが高まるため早期の対処が重要です。

神経痛の人がやってはいけないことは？

重いものを持つ、激しい運動、長時間同じ姿勢を続ける、過度なストレッチなどは症状を悪化させる可能性があります。体を冷やすことや過度な安静も避けるべきです。

神経痛と筋肉痛の違いは何ですか？

神経痛は電気が走るような鋭い痛みが神経の経路に沿って現れるのに対し、筋肉痛は筋肉の疲労や損傷による鈍い痛みです。神経痛の方が持続性があり範囲も広いのが特徴です。

神経痛は完治するのでしょうか？

原因を特定し適切な治療を行えば完治の可能性は十分あります。ただし慢性化したものは時間がかかる場合があり、生活習慣の改善と継続的なケアが重要になります。

神経痛の痛みはどのくらい続きますか？

急性期は数日から数週間、慢性化すると数ヶ月から数年続く場合があります。早期の適切な対処により期間を短縮できる可能性が高いため、症状を感じたら早めの相談をお勧めします。

神経痛で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は神経痛と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。