腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは

背骨を構成する腰の骨（腰椎）の間にあるクッションの役割をする「椎間板」。

この椎間板が何らかの原因で本来の位置から飛び出してしまい、近くを通る神経を圧迫することで腰や足に痛みやしびれを引き起こすのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。

厚生労働省の統計情報によると、腰椎椎間板症や椎間板ヘルニアで入院している患者は1,000人中7.4人と報告されています。

これは入院患者のみの数字であり、外来通院や症状があっても受診していない潜在的な患者を含めると、実際の患者数はさらに多いと推測されます。

特に40歳代から50歳代の働き盛りの年代に多く発症する傾向があり、現代社会における重要な健康問題の一つとなっています。

腰椎椎間板ヘルニアを放置すると、神経圧迫が長期間続くことで神経の機能が徐々に低下していきます。初期は痛みやしびれだけだった症状が、足の筋力低下により歩行困難になる可能性があります。

さらに進行すると、排尿や排便のコントロールができなくなる膀胱直腸障害を引き起こすこともあります。

最悪の場合、下肢の完全麻痺に至ることもあり、日常生活に深刻な支障をきたし、介護が必要な状態になる可能性もあるため、症状を感じたら早期の対応が重要です。

腰椎椎間板ヘルニアの原因

開院以来、当院には腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、腰椎椎間板ヘルニアの原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

腰椎椎間板ヘルニアの原因として次のものが挙げられます。

このように、腰椎椎間板ヘルニアは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

年齢とともに椎間板の水分量が減少し、弾力性が低下することで外部からの衝撃に対して脆弱になります。

重い物を不適切な方法で持ち上げることや、長時間の前かがみ姿勢を繰り返すことで椎間板に負担が蓄積されます。

それに伴い椎間板の損傷や神経圧迫が発生し、腰椎椎間板ヘルニアとなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腰椎椎間板ヘルニアでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎椎間板ヘルニアへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な治療ではないため症状の再発が起こりやすく、薬に依存してしまう可能性があります。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自主的な運動の継続が必要で、指導者の技術レベルによって効果に差が生じます。

ブロック注射

効果は一時的で根本治療ではなく、感染症のリスクがあり、繰り返し施行することで効果が減弱する場合があります。

手術療法

神経損傷や感染症などの合併症リスクがあり、手術後も痛みが残存する可能性があり、再発のリスクも完全には排除できません。

腰椎椎間板ヘルニアを改善するために

まずはあなたの腰椎椎間板ヘルニアの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

腰椎椎間板ヘルニアのQ＆A

腰椎椎間板ヘルニアは自然に治りますか？

軽度のヘルニアであれば自然治癒する可能性もありますが、適切な施術とケアを行うことで改善の可能性が高まります。放置せず専門家に相談することが重要です。

腰椎椎間板ヘルニアの人がやってはいけないことは？

前かがみ姿勢、長時間同じ姿勢を続ける、激しい運動や腰を捻る動作は避けるべきです。日常の動作を見直すことが大切です。

手術をしないと治らないのでしょうか？

多くの場合、保存療法で改善が期待できます。手術は最終手段であり、まずは体に負担の少ない施術法を試すことをお勧めします。

どのくらいの期間で症状は改善しますか？

個人差がありますが、適切な施術を継続することで数週間から数ヶ月で改善を実感される方が多いです。早期の対応が回復を早めます。

運動はした方がいいのでしょうか？

適度な運動は筋力維持と血流改善に効果的ですが、症状に応じた適切な運動を選択することが重要です。専門家の指導を受けることをお勧めします。

仕事を続けながら施術できますか？

多くの場合、仕事を続けながらの施術が可能です。職場環境の改善や作業方法の見直しを行いながら、無理のない範囲で施術を進めていきます。

腰椎椎間板ヘルニアで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は腰椎椎間板ヘルニアと非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎椎間板ヘルニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。