腱鞘炎

腱鞘炎とは

腱鞘炎とは、手、指、手首を使いすぎることで手首の「腱鞘」という組織で炎症が起き、手首に痛みや腫れ、動かしにくさなどが現れる症状です。

パソコンやスマートフォンを多用する現代人の生活習慣と密接に関連した症状として注目されており、また、40代から60代の更年期女性や妊娠・出産期の女性にも多く見られる傾向があります。

腱鞘炎を放置すると症状の慢性化や悪化が進行します。初期の軽い痛みや違和感から、ズキズキとした強い痛みに変化し、指がスムーズに動かなくなることもあります。

また、手首や手指の関節が拘縮し、硬く動かしづらくなり、炎症が拡大して痛みが他の部位にまで広がることもあります。

最悪の場合、指が曲がったまま伸びなくなったり、日常生活に大きな支障をきたし、手術が必要になるケースもあります。

腱鞘炎の原因

開院以来、当院には腱鞘炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、腱鞘炎の原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

腱鞘炎の原因として次のものが挙げられます。

このように、腱鞘炎は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

そして、1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。腱鞘炎でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腱鞘炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

胃腸障害や心臓病・腎臓病のリスク増加があり、長期使用には注意が必要です。あくまで対症療法であるため、根本的な原因解決にはなりません。

ステロイド注射

注射部位の感染リスクや皮膚が薄くなるリスクがあり、効果は一時的な場合があります。繰り返し注射することで腱の断裂リスクも高まります。

物理療法・リハビリテーション

定期的な通院が必要で費用や時間がかかり、治療効果には個人差があります。間違った方法で行うと症状をかえって悪化させてしまうこともあります。

手術療法

手術創の管理が必要で、感染や神経損傷のリスクがあり、術後の回復期間中は日常生活に制限があります。手術後も再発の可能性があります。

安静・固定

長期間の固定により筋力低下や関節の拘縮が起こる可能性があります。日常生活での制限が大きく、仕事や家事に支障をきたします。

腱鞘炎を改善するために

まずはあなたの腱鞘炎の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

腱鞘炎のQ＆A

腱鞘炎は自然に治りますか？

軽度の腱鞘炎であれば安静にすることで自然治癒する場合もありますが、使いすぎが原因の場合は根本的な改善が必要です。放置すると慢性化するリスクがあるため、早期の適切な対処が重要です。

腱鞘炎の人がやってはいけないことは？

痛みがある状態での無理な使用、長時間の同じ動作の繰り返し、患部を冷やしすぎることは避けるべきです。また、痛みを我慢して作業を続けることは症状悪化の原因となります。

ドケルバン病とばね指の違いは何ですか？

ドケルバン病は手首の親指側に痛みが生じ、親指を動かすと痛みが強くなります。ばね指は指の付け根に炎症が起こり、指を曲げ伸ばしする際に引っかかりやばね現象が見られます。

腱鞘炎の改善にはどのくらいの期間がかかりますか？

症状の程度により異なりますが、軽度なら数週間、中等度から重度の場合は数ヶ月かかることがあります。早期に施術を始めるほど回復期間は短くなる傾向があります。

手術をしないで治す方法はありますか？

安静、ストレッチ、物理療法、整体での施術など保存的治療で改善する場合が多くあります。生活習慣の見直しや正しい手の使い方を身につけることで根本的な改善が期待できます。

腱鞘炎は完治しますか？

適切な治療と生活習慣の改善により完治は十分可能です。ただし、原因となる動作を続けると再発のリスクがあるため、予防的なケアを継続することが大切です。

腱鞘炎の予防法はありますか？

定期的な手首のストレッチ、正しい姿勢での作業、適度な休憩、手に負担をかけない道具の使用などが効果的です。日常生活での手の使い方を見直すことが重要です。

仕事を続けながら治療できますか？

多くの場合、仕事を続けながらの治療が可能です。作業環境の改善、適切な道具の使用、定期的な休憩などの工夫により症状の悪化を防ぎながら治療を進められます。

腱鞘炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は腱鞘炎と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

腱鞘炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。