肩甲骨の痛み

肩甲骨の痛みとは

肩甲骨は肩の動きを支える重要な骨です。肩甲骨とその周辺に痛みや不快感が生じると日常生活の様々な動作に支障をきたします。

特に現代社会では長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、肩甲骨周辺の筋肉に負担がかかりやすくなっています。

肩甲骨の痛みは肩こりや肩関節周囲炎の一部として現れることが多く、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、肩こりを訴える人は国民の約73.5％に上ります。

特に30代から40代の働き盛りの世代で多く見られ、肩甲骨周辺の痛みを含む肩の症状で悩む人は相当数存在すると推定されます。

肩甲骨の痛みを放置すると、まず痛みが慢性化し、日常生活の質が著しく低下します。睡眠の質が悪化し、疲労が蓄積されることで免疫力の低下や精神的なストレスが増大します。

さらに、痛みをかばう動作により他の部位である首、腰、反対側の肩にも負担がかかり、全身の筋骨格系のバランスが崩れる可能性があります。

最悪の場合、肩甲骨周辺の筋肉が萎縮し、肩の可動域が著しく制限されて、着替えや洗髪などの基本的な日常動作が困難になる可能性があります。

好きだった趣味や運動も諦めざるを得なくなり、生活の楽しみが失われてしまうこともあります。

肩甲骨の痛みの原因

開院以来、当院には肩甲骨の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、肩甲骨の痛みの原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

肩甲骨の痛みの原因として次のものが挙げられます。

このように、肩甲骨の痛みは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、頭部が前方に突き出た姿勢が続くことで、肩甲骨周辺の筋肉に持続的な負担がかかります。

それに伴い筋肉の過緊張や疲労が引き起こされるだけでなく肩甲骨の可動域も低下させ、血流不足となり自然治癒力が低下し、肩甲骨の痛みとなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩甲骨の痛みでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩甲骨の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な原因の解決には至りません。長期使用により副作用のリスクもあります。

物理療法

効果の持続性に個人差があり、定期的な通院が必要となります。機器による治療のため、個々の症状に完全に対応できない場合があります。

注射療法

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になる場合があります。注射部位の感染リスクや組織の萎縮の可能性もあります。

肩甲骨の痛みを改善するために

まずはあなたの肩甲骨の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

肩甲骨の痛みのQ＆A

肩甲骨の痛みは自然に治りますか？

軽度の筋疲労による痛みは安静により改善する場合もありますが、姿勢不良や筋力不足が原因の場合は根本的な改善が必要です。放置すると慢性化する可能性が高いため、早期の適切な対処をお勧めします。

肩甲骨の痛みの人がやってはいけないことは？

急激な肩の動きや重い物を持ち上げる動作は避けてください。また、痛みを我慢して無理に動かすことや、長時間同じ姿勢を続けることも症状を悪化させる可能性があります。

肩甲骨の痛みと肩こりの違いは何ですか？

肩こりは主に首から肩にかけての筋肉の緊張による症状ですが、肩甲骨の痛みはより深部の筋肉や肩甲骨の動きに関連した痛みです。肩甲骨の痛みの方がより限局的で鋭い痛みを伴うことが多いです。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

症状の程度や原因により異なりますが、適切な対応を行えば2週間から1ヶ月程度で改善の兆しが見られることが多いです。ただし、完全な改善には数ヶ月を要する場合もあります。

肩甲骨の痛みに効果的なストレッチはありますか？

肩甲骨を寄せる運動や胸郭を広げるストレッチが効果的です。ただし、痛みが強い時期は無理をせず、症状に応じた適切な運動を専門家の指導のもとで行うことが重要です。

痛みが強い時は安静にしていた方が良いですか？

急性期の強い痛みがある場合は一時的な安静が必要ですが、完全な安静は筋力低下を招く可能性があります。痛みの範囲内で適度な動きを維持することが回復を促進します。

マッサージは効果がありますか？

筋肉の緊張緩和には一定の効果がありますが、一時的な症状緩和にとどまることが多いです。根本的な改善には姿勢の改善や筋力強化などの総合的なアプローチが必要です。

日常生活で気をつけることはありますか？

正しい姿勢の維持、定期的な休憩とストレッチ、適度な運動習慣の確立が重要です。また、デスクワーク環境の改善や、ストレス管理も症状の予防と改善に効果的です。

肩甲骨の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は肩甲骨の痛みと非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

肩甲骨の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。