眼精疲労

眼精疲労とは

眼精疲労とは、目を使い続けることによって目の痛み・かすみ・充血などの目の症状だけでなく、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状も現れる状態のことです。

単なる疲れ目とは異なり休息を取っても症状が改善されず、日常生活に支障をきたすほど症状が持続するのが特徴です。

日本眼科啓発会議の2024年調査によると、40歳以上の日本人の約8割が目に何らかの悩みを抱えています。

VDT作業に従事する労働者では約7割が身体的疲労を感じており、そのうち9割以上が目の疲れや痛みを訴えているという厚生労働省の調査結果もあります。

※「VDT作業」とは Visual Display Terminal の略で、パソコンなどのディスプレイやキーボードなどの入力装置を用いて行う作業のことです。

眼精疲労を放置すると、慢性的な頭痛や肩こりが悪化し、集中力の低下により仕事や学習のパフォーマンスが著しく低下します。睡眠の質も悪化し、精神的なストレスが蓄積されてうつ症状を引き起こす可能性もあります。

さらに深刻なのは、眼精疲労の背景に緑内障や白内障などの重篤な眼疾患が隠れている場合があることです。早期発見が遅れることで視力の永続的な低下や失明のリスクも高まります。

単なる疲れ目だと軽視せず、適切な対処を行うことが重要です。

眼精疲労の原因

開院以来、当院には眼精疲労でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、眼精疲労の原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

眼精疲労の原因として次のものが挙げられます。

このように、眼精疲労は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

長時間のVDT作業、同じ距離を見続ける、まばたきの減少、ブルーライトの影響など複数の要因が重なると目に無理な負担がかかります。

それに伴い目の筋肉の過緊張や疲労が引き起こされるだけでなく血流不良も発生し、自律神経の乱れとともに全身症状として現れ、眼精疲労となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。眼精疲労でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

眼精疲労への対応として、次のようなものが一般的です。

点眼薬による治療

一時的な症状緩和にとどまることが多く、根本的な原因解決には至らない場合があります。また、長期使用により防腐剤による副作用のリスクもあります。

眼鏡やコンタクトレンズの度数調整

視力矯正のみでは、目の筋肉の緊張や血流不良などの根本的な問題は解決されません。

生活指導

患者自身の意識と継続的な実践が必要で、忙しい現代人には実行が困難な場合が多くあります。

眼精疲労を改善するために

まずはあなたの眼精疲労の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

眼精疲労のQ＆A

眼精疲労は自然に治りますか？

軽度の眼精疲労であれば適切な休息で改善することもありますが、慢性化したものは根本的な原因を取り除かない限り自然治癒は困難です。

眼精疲労の人がやってはいけないことは？

長時間の連続したVDT作業、暗い場所での読書、睡眠不足、過度なストレスは症状を悪化させるため避けるべきです。

眼精疲労と単なる疲れ目の違いは何ですか？

疲れ目は休息により回復しますが、眼精疲労は休んでも症状が持続し、頭痛や肩こりなどの全身症状を伴うのが特徴です。

どのくらいパソコンを使うと眼精疲労になりますか？

個人差がありますが、8時間以上の連続使用や適切な休憩なしでの作業は眼精疲労のリスクを高めるとされています。

眼精疲労は何科を受診すればよいですか？

まずは眼科を受診し、眼疾患の有無を確認することが重要です。異常がなければ整体などの代替療法も選択肢となります。

眼精疲労で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は眼精疲労と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

眼精疲労は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。