不眠症

不眠症とは

不眠症とは、十分な睡眠時間を確保しているにも関わらず、寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く起きてしまう、ぐっすり眠れた感じがしないなどの症状が1ヶ月以上続く状態です。

単に眠れないだけでなく、日中に疲労感や集中力の低下、イライラなどの不調が現れることが特徴となります。

厚生労働省の令和4年国民健康・栄養調査によると、日本人成人の20.6％が「ここ1ヶ月間、睡眠で休養が十分にとれていない」と回答しています。

つまり約5人に1人の割合、推定で約2,000万人以上が不眠の症状を抱えており、決して珍しい症状ではありません。

不眠症を放置すると、免疫力の低下により風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。

糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病のリスクが2〜3倍に増加することも明らかになっています。

集中力や判断力の低下により仕事でのミスが増え、交通事故や労働災害のリスクも高まり、精神的には抑うつ状態や不安障害を併発する可能性があります。

更には不眠恐怖により悪循環に陥り、症状が慢性化してしまうケースも少なくありません。早めの対処が何より重要です。

不眠症の原因

開院以来、当院には不眠症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、不眠症の原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

不眠症の原因として次のものが挙げられます。

このように、不眠症は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経のバランス崩れや脳の覚醒状態の持続、体内時計の乱れなどが発生し、不眠症が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。不眠症でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

不眠症への対応として、次のようなものが一般的です。

睡眠薬の処方

長期服用により依存性や耐性が生じる可能性があり、翌日の眠気やふらつき、記憶障害などの副作用が現れることがあります。根本的な原因解決にはつながりません。

睡眠衛生指導

効果が現れるまでに時間がかかり、患者自身の継続的な努力が必要です。生活環境や仕事の都合で実践が困難な場合があります。

認知行動療法

専門的な治療を受けられる医療機関が限られており、治療期間が長期にわたることがあります。

基礎疾患の治療

原因疾患の治療に時間がかかり、不眠症状の改善まで長期間を要する場合があります。

不眠症を改善するために

まずはあなたの不眠症の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

不眠症のQ＆A

不眠症は自然に治りますか？

一時的なストレスが原因の不眠は自然に改善することもありますが、慢性化した不眠症は適切な対処が必要です。根本原因を特定し、生活習慣の改善と体のバランスを整えることで自然治癒力を活性化させることが重要です。

不眠症の人がやってはいけないことは？

就寝前のスマートフォン使用、カフェインやアルコールの摂取、無理に眠ろうとすることは避けましょう。また、昼寝の取りすぎや不規則な生活リズムも症状を悪化させる可能性があります。

睡眠薬を飲み続けても大丈夫ですか？

睡眠薬は一時的な対症療法であり、長期服用は依存性や副作用のリスクがあります。根本的な改善を目指すためには、体の自然なリズムを取り戻すことが大切です。

何時間眠れば十分なのでしょうか？

個人差がありますが、一般的に成人は7〜8時間の睡眠が理想とされています。ただし、時間よりも質の良い睡眠を取ることが重要で、朝の目覚めの良さや日中の活力が判断基準になります。

昼寝をしても良いのでしょうか？

短時間（15〜30分程度）の昼寝は問題ありませんが、長時間の昼寝や夕方以降の昼寝は夜の睡眠に影響するため避けましょう。昼寝をする場合は午後3時前までに済ませることをお勧めします。

不眠症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は不眠症と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

不眠症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。