足裏の痛み

足裏の痛みとは

足の裏にある足底腱膜という組織に炎症が起こることで痛みが生じる「足裏の痛み」。

かかとの骨から足の指の付け根まで扇状に広がる線維である足底腱膜は土踏まずのアーチを支え、歩行時の衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。

この重要な組織に過度な負担がかかることで炎症が起こり、足の裏に強い痛みを感じるようになります。

足裏の痛みは非常に患者数が多い疾患で、日本の人口の約10％、つまり約1,250万人もの方がこの症状に悩んでいる計算になります。

特に中高年に多く見られる疾患ですが、スポーツをする若い世代や立ち仕事に従事する方にも頻繁に発症します。

足裏の痛みを放置すると痛みをかばうために歩き方が不自然になり、その結果、膝や腰、股関節など他の部位にも負担がかかるようになり、全身のバランスが崩れてしまいます。

また、足底腱膜が硬化して伸縮性を失うことで更に痛みが強くなるという悪循環に陥り、歩行困難により運動不足になり、全身の健康状態にも悪影響を及ぼす可能性があります。

足裏の痛みの原因

開院以来、当院には足裏の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、足裏の痛みの原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

足裏の痛みの原因として次のものが挙げられます。

このように、足裏の痛みは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

長時間の立ち仕事、繰り返しの運動負荷、不適切な靴の使用、足のアーチ異常など複数の要因が重なると足底腱膜に無理な負担がかかります。

それに伴い足底腱膜の炎症や硬化が引き起こされるだけでなく足部の可動域も低下させ、血流不足となり自然治癒力が低下し、足裏の痛みとなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。足裏の痛みでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足裏の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

安静療法

完全な安静は現実的に困難で、日常生活や仕事に支障をきたします。また、根本的な解決にならず再発のリスクが高いです。足底腱膜は動かないことで組織が硬化しやすく、安静にしすぎることで逆に症状が悪化する場合もあります。

消炎鎮痛剤の処方

足底は皮膚が厚いため湿布の効果が限定的で、内服薬は胃腸障害などの副作用のリスクがあります。一時的な痛みの軽減は期待できますが、根本的な原因の解決にはならないため、薬の効果が切れると再び痛みが戻ってしまいます。

インソール療法

個人差があり効果が限定的な場合があります。また、歩行バランスが変わることで他の部位に負担がかかる可能性があります。インソールに依存してしまうと、足本来の機能が低下してしまうリスクもあります。

足裏の痛みを改善するために

まずはあなたの足裏の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

足裏の痛みのQ＆A

足裏の痛みは自然に治りますか？

軽度の場合は適切なケアにより自然治癒する可能性がありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。放置すると慢性化のリスクが高まるため、早期の対処が重要です。

足裏が痛い人がやってはいけないことは？

硬い地面での激しい運動、不適切な靴の着用、患部を強く押すマッサージ、冷やしすぎることは避けるべきです。症状を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で治りますか？

適切な施術を行えば数週間から数ヶ月で改善することが多いですが、個人差があります。慢性化した場合はより長期間を要することがあります。

再発を防ぐ方法はありますか？

適切な靴の選択、定期的なストレッチ、体重管理、足底への過度な負担を避けることが重要です。根本原因の改善が最も効果的な再発予防となります。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し、歩行時に違和感がなくなってから段階的に再開することが推奨されます。専門家の指導のもとで行うことが安全です。

温めるのと冷やすのはどちらが良いですか？

急性期は冷却、慢性期は温熱療法が一般的ですが、症状や時期により適切な方法が異なるため専門家の判断が必要です。

靴選びのポイントは何ですか？

足のサイズに合い、アーチサポートがあり、かかと部分にクッション性がある靴を選ぶことが重要です。個人の足の形に合わせた選択が必要です。

足裏の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は足裏の痛みと非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

足裏の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。