肘の痛み

肘の痛みとは

肘関節やその周辺の筋肉、腱、神経に何らかの問題が生じることで起こる「肘の痛み」。

肘の外側、内側、後ろ側のいずれかに痛みや違和感を感じ、日常生活の動作に支障をきたす状態を指します。

軽度の違和感から激痛まで程度は様々で、動作時のみに現れる場合もあれば、安静時にも持続する場合もあります。

厚生労働省の平成26年度患者調査によると、例えばテニス肘の場合、総患者数は推定18,000人程度となっています。

しかし、軽症の場合は医療機関を受診しない人も多く、実際の患者数はこの数倍に上ると考えられています。

また、65歳以上で手足の関節の痛みを訴える人は、男性で4位、女性で2位と高い割合を占めており、特に女性は男性の約1.6倍も多く関節痛に悩んでいることが分かっています。

肘の痛みを放置すると、初期の軽い痛みや違和感が徐々に悪化し、慢性化してしまいます。症状が進行すると、コップを持ち上げることも困難になり、日常生活に多大な影響を及ぼします。

安静時にも痛みが続くようになり、夜間の睡眠も妨げられます。最悪の場合、保存療法では効果が得られず手術が必要となる可能性があります。

また、肘関節の変形に伴って神経が圧迫され、手指にしびれや力の入りにくさを感じるようになり、回復に長期間を要することもあります。早期の適切な対処が重要です。

肘の痛みの原因

開院以来、当院には肘の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、肘の痛みの原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

肘の痛みの原因として次のものが挙げられます。

テニスやゴルフなどのスポーツ、パソコン作業、家事などで肘を酷使することで腱に炎症が起こったり、

年齢を重ねることで肘関節の軟骨が徐々に摩耗し、関節のクッション機能が低下することで痛みが発生します。

それに伴い筋肉の過緊張や疲労が引き起こされるだけでなく肘関節の可動域も低下させ、血流不足となり自然治癒力が低下し、肘の痛みとなります。

このように、肘の痛みは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肘の痛みでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肘の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が現れる可能性があり、根本的な改善には至らない場合があります。

注射療法

ステロイド注射は腱を弱くする可能性があるため頻回の使用は避ける必要があり、一時的な効果にとどまることが多いです。

理学療法

継続的な通院が必要で時間と費用がかかり、適切な負荷の調整ができないと症状が悪化する場合があります。

装具療法

長期間の使用により筋力低下や関節の拘縮が起こる可能性があり、日常生活に制限が生じます。

手術療法

身体への負担が大きく入院が必要で、術後のリハビリに長期間を要し、完全な機能回復が保証されない場合があります。

肘の痛みを改善するために

まずはあなたの肘の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

肘の痛みのQ＆A

肘の痛みは自然に治りますか？

軽度の肘の痛みであれば適切な安静により自然治癒することもありますが、多くの場合は適切な対応とケアが必要です。放置すると慢性化するリスクが高まります。

肘の痛みがある人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に動かすこと、重い物を持つこと、長時間同じ姿勢を続けることは避けるべきです。また、自己判断での過度なマッサージも症状を悪化させる可能性があります。

テニス肘とゴルフ肘の違いは何ですか？

テニス肘は肘の外側に痛みが生じる上腕骨外側上顆炎で、ゴルフ肘は肘の内側に痛みが生じる上腕骨内側上顆炎です。使用する筋肉や腱の部位が異なります。

肘の痛みに効果的なストレッチはありますか？

前腕の筋肉を伸ばすストレッチや肩甲骨周りの可動域改善が効果的ですが、痛みがある時期は無理をせず、専門家の指導のもとで行うことが重要です。

肘の痛みは完治しますか？

適切な施術により多くの場合改善が期待できますが、完治までの期間は個人差があります。早期対応と継続的なケアが重要で、生活習慣の改善も必要です。

肘の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は肘の痛みと非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

肘の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。