手のむくみ

手のむくみとは

手のむくみとは、手や指の皮膚の下に余分な水分が溜まり、通常よりも手が腫れたり太くなったりする状態のことです。指で押すとへこみができ、なかなか元に戻らないような状態が典型的な症状です。

医学的には「浮腫（ふしゅ）」と呼ばれ、血管内から周囲の皮下組織に水分が漏れ出して溜まってしまった状態を指します。

手のむくみを含む浮腫全般の正確な統計データは限られていますが、日常的な生活習慣や一時的な要因による手のむくみを経験する人は相当数存在すると考えられます。

手のむくみを放置すると、重大な病気の発見が遅れる可能性があり危険です。特に心疾患や内臓疾患などは、対応が早ければ早いほど良好な結果が期待できます。

また、むくみによって指が十分に動かない状態が続くと、指の付け根の関節を中心に動きの制限が起こり、指を深く曲げることができなくなってしまいます。

さらに、手がむくむから動かない、動かないから手がむくむという悪循環を生じて抜け出せなくなる可能性があります。

手のむくみの原因

開院以来、当院には手のむくみでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、手のむくみの原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

手のむくみの原因として次のものが挙げられます。

このように、手のむくみは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

塩分の摂りすぎにより体内の水分が保持され、ナトリウムには水を溜め込む性質があるためむくみが生じます。

この複数の原因が引き金となり、血液やリンパ液の流れが悪くなることで、余分な水分の回収がうまくいかずむくみが発生します。

それは人によって違い、単に手をマッサージしたり温めるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。手のむくみでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手のむくみへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

利尿薬は脱水症状や電解質バランスの乱れを起こす可能性があり、長期使用には注意が必要です。また根本的な原因解決にはならない場合があります。

マッサージ療法

効果を維持するためには継続的な施術が必要で、費用と時間がかかります。また、炎症が強い場合は悪化する可能性もあります。

温熱療法

一時的な効果にとどまることが多く、根本的な改善には限界があります。また、感染がある場合は症状を悪化させる危険性があります。

圧迫療法

適切な圧力の調整が難しく、強すぎると血行障害を起こしてかえってむくみが悪化する可能性があります。

生活指導

患者の生活習慣を根本的に変える必要があり、継続が困難な場合が多く、効果が現れるまでに時間がかかります。

手のむくみを改善するために

まずはあなたの手のむくみの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

手のむくみのQ＆A

手のむくみは自然に治りますか？

一時的な生活習慣が原因の軽度なむくみは自然に改善することもありますが、慢性的に続く場合は根本的な原因への対処が必要です。

手のむくみの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢を続ける、塩分の過剰摂取、手を冷やす、無理な圧迫などは避けるべきです。また自己判断での放置は危険です。

手のむくみと病気の関係はありますか？

心疾患、腎疾患、甲状腺機能低下症、関節リウマチなど様々な病気が原因となる可能性があるため、継続する場合は医療機関での検査が重要です。

朝と夜でむくみの程度が違うのはなぜですか？

重力の影響や活動量の違い、体内の水分バランスの変化により、一日の中でむくみの程度は変動します。朝は軽く夕方に悪化するのが一般的です。

片手だけむくむのは危険ですか？

片手のみのむくみは血栓症や局所的な感染症の可能性があり、特に痛みや熱感を伴う場合は緊急性が高いため早急な受診が必要です。

手のむくみに効果的な食べ物はありますか？

カリウムを多く含むバナナ、アボカド、小松菜、ほうれん草などが水分調整に役立ちますが、腎機能に問題がある方は注意が必要です。

手のむくみを予防する方法はありますか？

適度な運動、塩分制限、十分な水分摂取、定期的な手の運動やマッサージ、体を冷やさないことなどが効果的な予防法です。

手のむくみで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は手のむくみと非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

手のむくみは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。