脚の付け根の痛み

脚の付け根の痛みとは

太ももと骨盤をつなぐ脚の付け根の周辺に生じる痛みや違和感は医学的には鼠径部痛とも呼ばれ、股関節の軟骨の摩耗、筋肉の緊張、腱や関節包の炎症などが原因となって起こります。

痛みの程度は軽い違和感から歩行困難になるほどの強い痛みまで様々です。動作時に悪化することが多く、特に立ち上がりや歩行開始時に症状が現れやすいのが特徴です。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、関節の痛みは腰痛に次いで日本人の主要な身体的不調の一つとされています。

特に股関節の痛みを含む下肢の関節痛は、50歳以上の女性に多く見られ、高齢化社会の進行とともに、この数は今後さらに増加すると予測されています。

脚の付け根の痛みを放置すると、痛みをかばうために歩き方が不自然になり、腰や膝など他の部位にも負担がかかります。

筋力低下が進行すると関節を支える力が弱くなり、軟骨の摩耗がさらに進んで変形性股関節症へと発展する可能性があります。

最悪の場合は歩行が困難になり、日常生活動作が制限され、寝たきりのリスクが高まります。また、痛みによる睡眠不足やストレスから、全身の健康状態にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

早期の適切な対処により、このような深刻な状態を避けることができます。

脚の付け根の痛みの原因

開院以来、当院には脚の付け根の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリング・検査・施術経験から断言できるのは、脚の付け根の痛みの原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

脚の付け根の痛みの原因として次のものが挙げられます。

このように、脚の付け根の痛みは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

そして、一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。脚の付け根の痛みでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脚の付け根の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝機能への影響が懸念され、根本的な改善には至らず対症療法に留まります。痛みを一時的に抑えることはできますが、原因そのものを解決するわけではないため、薬の効果が切れると再び痛みが現れることが多いのが現状です。

理学療法・運動療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自宅での運動が必要で、患者の負担が大きくなります。また、間違った方法で行うと症状が悪化する可能性もあり、専門家の指導が不可欠です。忙しい日常生活の中で継続することが困難な場合も多く見られます。

注射療法

効果が一時的で繰り返し施術が必要になることが多く、感染リスクや注射部位の痛みを伴います。また、注射による効果の持続期間には個人差があり、根本的な改善には至らないことが多いのが実情です。

手術療法

入院期間が長く、術後のリハビリに時間を要し、感染や血栓などの合併症リスクがあります。また、手術後も完全に元の状態に戻るとは限らず、長期間の回復期間が必要となることも少なくありません。

脚の付け根の痛みを改善するために

まずはあなたの脚の付け根の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えてしまうと一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

その後、筋肉・関節・自律神経・リンパなど多角的にアプローチし、自然治癒力を活性化させることでお悩みの改善を目指す新発想の施術を行います。

加えて姿勢や生活習慣、健康に関するアドバイスをお伝えすることでお悩みが再発しないよう、そして健康な状態を維持できるよう全力でサポートいたします。

当院の特徴

治療家歴20年の院長が検査から施術まで一貫して担当します。高いレベルの施術を常に受けることができますので、安心してお越しください。

身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院では検査から施術まで院長が一貫して行います。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めます。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで期待した効果が得られなかった方も諦めずにご相談ください。

脚の付け根の痛みのQ＆A

脚の付け根の痛みは自然に治りますか？

軽度の筋肉疲労による痛みは安静により改善することもありますが、関節の変形や慢性的な炎症が原因の場合は適切な対処が必要です。放置すると症状が悪化する可能性が高いため、早めの対処をお勧めします。

脚の付け根の痛みがある人がやってはいけないことは？

長時間の安静は筋力低下を招くため避け、痛みを我慢して無理な動作を続けることも症状悪化の原因となるため控えましょう。適度な運動は必要ですが、痛みが強い時期は専門家の指導を受けることが大切です。

変形性股関節症と診断されましたが手術は必要ですか？

進行度や日常生活への影響度により判断されます。初期段階では保存的治療で改善する可能性があるため、まずは専門家にご相談ください。手術以外の選択肢も多数存在します。

痛み止めが効かない場合はどうすればよいですか？

薬物療法以外にも理学療法や代替医療など様々な治療選択肢があります。根本原因にアプローチする治療法を検討することが重要です。当院では薬に頼らない根本改善を目指しています。

股関節の痛みと腰痛の関係はありますか？

股関節の痛みをかばう姿勢により腰部に負担がかかり腰痛が生じることがあります。また腰部の問題が股関節痛として現れることもあります。全身のバランスを整えることが重要です。

運動をしても大丈夫ですか？

適度な運動は筋力維持に重要ですが、痛みが強い時期は控え、症状に応じて専門家の指導のもと段階的に行うことが大切です。無理な運動は症状を悪化させる可能性があります。

日常生活で気をつけることはありますか？

長時間同じ姿勢を避け、適度な運動を心がけ、体重管理を行い、股関節に負担をかける動作を控えることが大切です。正しい姿勢を意識することも重要です。

完治する可能性はありますか？

原因や進行度により異なりますが、適切な施術により症状の改善や進行の抑制は十分可能です。早期の対応が重要となります。諦めずに適切な施術を受けることで、多くの方が改善を実感されています。

脚の付け根の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

筋肉や関節のみならず自律神経やリンパなど多角的にアプローチする当院の新しい施術は脚の付け根の痛みと非常に相性が良く、劇的に改善するケースも見られます。

脚の付け根の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。